Ribbon
作詞HYRO

いつの間にかの雨が 
シャツにリボンの赤を滲ませる
頑張れの言葉しか送れない
そんな自分の無力さには
とっくに気づいているけど 
また 頑張れって言うのです

堪えても
我慢出来なくて 涙になって
溢れてしまう 零れてしまう

鮮やかな原色の彩りを
今の季節は眩しいだけにしちゃうから
切り取って胸にしまって
後でゆっくり思い出すんだ
笑顔だけを与えてくれる場面は
言葉がなくても伝わってゆく

それでも
我慢出来なくて 涙になって
溢れてしまう 零れてしまう

今度は君の番だよって
背中を押してくれたから
頑張れそうな気が沸いて来て
スタートラインに立っても
周りは気にならなくて
無心になれるんだ 前を向けるんだ

腕に結んだリボンが 
ほどけて 飛んで行く
そのリボンを拾うことは
今しかできないんだ


季節外れの雨が 
シャツにリボンの赤を滲ませた記憶を
思い出させるから 
我慢出来なくて 涙になって
溢れてしまう 零れてしまう